フェイスリフトなどの傷跡にも効果的な自毛植毛 | 女性の薄毛対策ラボ

フェイスリフトなどの傷跡にも効果的な自毛植毛

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フェイスリフトなどの傷跡にも効果的な自毛植毛

女性の自毛植毛治療
フェイスリフトなどの傷跡にも効果的な自毛植毛

薄毛というと「男性の抱える悩み」というイメージが強いですが、女性においても悩みを抱えている方は多く、ケガによる薄毛などその理由・原因は様々です。
最近では女性の薄毛に関しても、クリニックなど治療できる場所が増えています。
特に自毛植毛には、ただ単に薄毛を改善させるメリットだけでなく、様々なメリットが存在するので人気です。
ここでは自毛植毛にどういったメリットがあるのかをご紹介します。

従来の傷跡を目立たなくさせる方法

ヤケドをはじめ何らかのケガ、手術などによって、頭部に無毛になってしまった部分がある方がいます。
そういった傷跡を目立たなくさせる方法として、従来の形成外科領域においては、傷跡を縫い縮めることによって目立たなくさせるという方法がメインで行われてきました。

しかし、この縫い縮めるという方法で傷跡を目立たなくさせるというのは非常に難しく、仮に傷跡を小さくすることができたとしても、また別の新たな問題が生じる事が少なくなかったのです。
その問題というのが、毛の流れが左右に分かれてしまう事です。これによりせっかく小さい傷跡にしても、髪の分け目部分ができる事から、逆に傷跡が目立ってしまうのです。
特に縦の傷の場合においては、皮膚を寄せた傷跡を境に不自然な分け目ができるので、非常に目立ってしまいます。
つまり、目立たなくさせるために傷を小さくしたつもりが、傷跡を目立たせてしまう。頭部に不自然な髪の分け目を作ってしまうなどの、逆の結果を招くリスクがあるのです。
また、この縫い縮めるという方法は、限定された傷跡にのみ、対応可能な方法となっています。
傷跡があまりにも大きい場合や頭部全体に傷跡があるという場合には、縫い縮める頭皮が足りないので、皮膚を寄せるという方法そのものが取れないというケースもあります。
これらの問題から、傷跡を目立たなくさせる方法として、自毛植毛による対処方法が主流になってきているのです。
自毛植毛は、事前のカウンセリングで、毛の密度や流れなどをしっかりと判断した上で行えるので、その点もしっかり考慮して手術を受けることができます。

自毛植毛はフェイスリフトなどの美容手術の傷にも効果的

フェイスリフトという美容外科の手術があります。これは顔の皮膚を上に引っ張り上げ、たるんだ余分な皮膚を切除することでハリを持たせ、頬のたるみや深いシワ(ほうれい線)、下ぶくれを解消し、フェイスラインをスッキリと若々しく見せる手術です。
フェイスリフトの縫合は側頭部やこめかみの部分など髪の毛で隠れる部分で行うので、傷跡は目立ちにくいとされています。

しかし、傷跡個所がちょうどもみあげ個所あたりにきている場合など、程度の差こそあれ、不自然に見えてしまう場合があります。しかも弊害として顔が大きく見えるデメリットもあります。
その他、年齢を重ね、髪が細くなってくると、髪の毛で隠していた傷跡が目立つようになる場合があります。

こういった美容手術の傷跡にも、自毛植毛を行う事が可能です。
むしろ部分移植になるフェイスリフトの手術傷のカバーには、自毛植毛は効果的です。自毛植毛を行うことによって一時的に植毛による傷(かさぶた)が生じてしまいますが、半年後には自分の髪が生るので、髪によってすぐに傷は目立たなくなっていきます。もみあげの再生にもなりますので、不自然さも解消できます。
フェイスリフト手術とセットで、自毛植毛を考えたいところですが、フェイスリフトの手術から自毛植毛を受けるまでの期間については、少なくとも3ヶ月程度の期間を空けてから自毛植毛を受けるのが理想です。
3ヶ月以上空けたほうが良い理由として、フェイスリフト手術直後に移植すると、定着しずらく脱毛が起こってしまう場合があるからです。

フェイスリフトの傷に自毛植毛を行う際の流れ

フェイスリフトによって生じてしまった傷に、自毛植毛を行う際の流れをご説明します。まずは、自毛植毛を行っているクリニックに行き、カウンセリングや自毛植毛の内容についての説明を受けます。
自毛植毛と一口に言っても、いくつかの手術種類(手法)が存在していますので、どういった方法で自毛植毛を行うのが自分にとってベストなのかを、医師と相談する必要があるのです。
フェイスリフトによる傷の場合は、FUE法というメスを使わない自毛植毛法を用いる事が多いです。実際にどの程度植毛するのかなどを決めたら、次は手術日の日程などを決めていきます。

自毛植毛は、安定剤を使用した上で局所麻酔を行いますので、痛みは感じません。
FUE法の場合、移植する毛の採取にメスを使いません。メスを使う手術の場合は、生えている部分から毛を採取する際に、皮膚ごと毛を採取しておきます。
ですが、それでは皮膚を切り取ることになるので、別の傷を頭に作ることになります。傷を隠すための手術なので、新たな傷を作るのを避けたい人が多いので、もみあげなどの少量移植の場合には、メスを使わず「パンチ」という危惧を使い、毛根ごと毛をくりぬいて採取するFUE法が選ばれることが多いのです。
メスを使う手術と違い、パンチを使う事で傷が小さくなりますので、傷みも少なくなります。
こうして採取した毛を、フェイスリフトの傷跡の周囲に、毛根を埋め込むための小さな穴やスリットをつけ、移植していきます。

移植のための方法は、FUE法がおすすめではありますが、この作業で毛根をいかに傷つけることなく、早く移植できるかが自毛植毛では大切になります。元気な毛根を移植できればできるほど定着率があがりますので、早く丁寧な移植ができるクリニックを探しましょう。
また、移植した方の傷ではなく、採取の際にくり抜いた傷も自然に塞がっていきます。
もみあげ用の少量の採取であれば、髪の毛で隠れる範囲で済みますので、小さな傷跡も目立つことはないでしょう。手術は、日帰りが可能です。

自毛植毛は人工毛植毛後の手術痕にも効果的

植毛には自毛植毛以外にも人工毛植毛という方法もあります。
自毛植毛は自分の髪を薄い部分に植毛するという方法ですが、人工毛植毛は、人工の化学繊維で作られた人工毛を植毛します。人工毛は自毛移植に比べ、格段に安い場合が多いです。

しかし安価に行える反面、異物を頭皮に植えることになるので、拒絶反応が出てしまったり、傷口が膿んだり、感染症を起こすなどの合併症のリスクが生じてしまいます。また、自毛植毛は、抜け毛があっても新たに髪は生えてきますが、人工毛はそうはいきません。
脱落してしまった分の毛を、定期的に補充する必要があるので、その都度費用がかかります。人工毛植毛は、メンテナンス手術が何度も必要になるため、結果的に費用がかさんでしまうというデメリットがあります。
この負のスパイラルに入ってしまった人が、改めて自毛植毛を検討することがあります。

ここで気になるのが、人工毛植毛をした後の手術痕に、自毛を移植する事ができるのか?ですが、人工毛による感染症が発症していなければ可能です。
まずは、一度植えた人工毛を抜き、抜いた場所に自毛植毛を行っていきます。
感染症がある場合には、そのままでは自毛植毛することはできません。まずは全ての人工毛を抜き、抗生剤の服用を行って炎症を治療しなくてはいけません。これが完治した後であれば、自毛植毛が可能になります。
人工毛を抜いてから植毛をするまでの期間は、以前は6ヶ月以上空けてからとされていましたが、現在では最短1ヶ月程度から行うことが可能です。
感染はないが人工毛を残したい場合は、人工毛の隙間に自毛植毛をするという形になります。しかし、人工毛はそのうち抜けてしまい自毛植毛の効果を感じることができないケースもあるので、なるべく抜いてから植毛するというのが基本です。

自毛植毛はやけどの傷跡にも効果的

頭部やけどの傷跡や、先天性の傷などによって無毛・薄毛になってしまっているケースもあると思いますが、その傷にも自毛植毛は効果が期待できます。

ただし、いわゆる男性型脱毛症と比べ、傷跡への自毛植毛は慎重に判断する必要があるのも事実です。
やけど傷の場合、その皮膚組織自体の血行が悪くなっている場合があり、移植した毛の定着率が低くい場合が多いのです。これにより、一度に高密度植毛を行うことが難しく、複数回に渡って自毛植毛を行う必要があります。
定着しにくい皮膚組織に自毛を移植した際、きちんと成功するかの確認を事前にすることができます。
その判断には、テスト植毛を行います。テスト植毛の結果、自毛植毛してもしっかりと定着する可能性が高いと判断された場合に、正式に自毛植毛の治療を始めていきます。

また、なぜ複数回の手術が必要なのか?
それは、やけどや先天性の傷の場合、その部分だけがダメージを受けていて傷跡の周囲は髪の毛の密度が濃いというケースが多くみられます。移植した毛の密度が薄いと、見た目に違和感が出てしまい、目立ってしまう事があります。な
ので、周囲の髪とのギャップ(密度差)を無くすために、複数回の自毛植毛をすることで、周りとの密度を徐々に同じ状態へと調整していく必要があるのです。

傷跡は大きくても自毛植毛は可能?

傷跡が大きい場合に自毛植毛が可能なのかどうかということですが、傷跡が大きくても自毛植毛が可能なケースは多いです。傷跡が大きいケースにおいては、大きく分けて2種類の選択を行っていきます。

一つ目の方法は、まず傷跡を縫い縮めるという従来の方法を行います。
ある程度縫い縮めて傷跡を小さくしてから、その小さくなった傷跡の部分に自毛植毛を行っていくという方法です。
この方法は移植するドナーの量が少なくて済むというメリットがありますが、縫い縮めを繰り返してしまうことによって頭皮に余裕がなくなってしまう可能性も出てきます。
頭皮に余裕がなくなってしまうと、比較的価格が安い、メスを使うタイプの自毛植毛法は行えなくなります。

もう一つの方法は、最初から自毛植毛に絞って、治療を行う方法です。
縫い縮めるという方法を挟まないので、ドナーを採取しやすいためFUE法(メスを使わない自毛植毛)も、FUT法(メスを使う自毛植毛)も選択できます。
また、縫い縮め手術を経た自毛植毛治療よりも、高密度に自毛植毛することが可能になります。ただし、高密度の自毛植毛が可能と言っても、傷跡の部分は皮膚組織の血行が悪くなっていたりするケースも多いので、事前にテスト植毛などを行って、自毛植毛が可能かどうか判断することが必要です。

傷跡への自毛植毛は、通常の植毛より時間がかかったり、ポッピング(皮膚の表面/移植株が持ち上がる事で、移植株が乾燥して死滅してしまう事)が起こりやすいので、その辺りにも注意が必要になります。

フェイスリフトなどの傷跡にも効果的な自毛植毛についてのまとめ

アンチエイジングのためにフェイスリフトなどの美容外科手術を受ける方は多いです。
しかしフェイスリフトの傷は、場合によっては目立ち、もみあげが無毛状態になるケースもあります。

また、フェイスリフト以外にも、やけど等の傷跡に毛が生えていないという悩みを抱えている人も多いです。
そういった方々には、日帰りでも行うことができる自毛植毛によるリカバリーが非常に効果的となります。自毛植毛は人工毛と違い、自分の毛を移植するので、通常の髪の毛同様に生え変わり、自然な仕上がりが期待できます。

また自毛植毛は、大きい傷跡にも対応することができるので、従来の傷隠し方法「縫い縮める」では、対応できなかったケースにも効果があります。